審美歯科
審美性を良くするというのは、前歯部を中心とした歯列が、いかにして天然歯の美しい歯並びに再現出来るかにかかっています。歯の形、色、排列が、口元や顔の外観に調和して初めて美しいと感じます。
上顎の前歯の形は顔の輪郭と相似形と言われていますので、丸い顔の人には丸みを帯びた歯を、四角い顔の人には角張った歯をという具合に歯の形を決めていきます。
色に関しては、隣在歯に対しシェードガイドを参考にしながらまず中心色を決定し、表面の模様や透明感などをを加えていきます。
隣在歯の色が濃い場合は、まずホワイトニングでその歯を白くして、その歯に合わせてセラミック冠を製作する場合もありま す。
多数前歯の場合は、隣在歯にそれほど限定されませんので、自由度が高いです。天然歯でも、上下の色が違う場合がありますので、例えば、上顎の色を決めるとき、下顎の前歯よりもやや白くする場合もあります。顔の中で一番目立つのが上顎の2本の中切歯ですので、それを中心に4本から6本の前歯をやや白くする事により、歯全体が白く感じられます。
排列に関しては、特に総義歯などの多数歯欠損の場合、いわゆる入れ歯顔にならないように、凹凸の変化をつけて並べます。歯にはそれぞれ固有の萌出方向がありますので、それを考慮して排列することにより、多少強調してもかえって自然に見えることがあります。
子供さんの、歯列矯正に関しては、現在は矯正治療を行っていませんので連携矯正歯科医院を紹介いたします。
成人の歯科矯正に関しては、保定期間で治療完了までかなりの年数がかかりますので、ケースによっては、セラミック冠のブリッジにより短期間で治療を完了させることが可能です。矯正歯科医院より、依頼される場合もあります。
狛江・国領/審美歯科